パリ五輪を祝う
おすすめ展示会10選
2024年の夏にパリで開催されるオリンピックとパラリンピックに向けて、いくつかのパリの美術館や文化施設ではオリンピックやスポーツをテーマにした展示会を開催しています。
この一大スポーツイベントを最大限に楽しむために、パリのアートスポットを訪れてみませんか?
パリオリンピック・パラリンピックを祝う展示会10選をご紹介します。
1.Musée du Luxembourg/リュクサンブール美術館
より早く、より遠く、より高く…!
空力性能に優れたヘルメット、羽のように軽いメッシュ生地、浮力が高く身体が安定する水着。表彰台に上がるためには、もはや身体的なパフォーマンスだけでは十分ではありません。
2024年のパリオリンピック・パラリンピックに際し、リュクサンブール美術館ではスポーツとデザインの未来に特化した展示会「Match Design & sport – une histoire tournée vers le futur」を開催。アスリートが自分の限界を超えられるよう、デザイナーは懸命に努力し、スポーツの世界を改善し続けています。
約150点のユニークな歴史的作品や象徴的なアイコン、委託作品、図面、彫刻、映写が展示。
いったい未来のスポーツはどのようなデザインになるのでしょうか。
Informations
会期 | 2024年3月13日 − 2024年8月11日 |
会場 | リュクサンブール美術館 |
住所 | 19 Rue de Vaugirard, 75006 Paris |
開館時間 | 10:30-19:00 |
定休日 | なし ※不定休あり |
料金 | 大人15,50 € 16歳未満無料 |
アクセシビリティ | 身体の不自由な方もアクセス可能 |
公式サイト | https://museeduluxembourg.fr/en |
2.Monnaie de Paris/パリ造幣局博物館
歴代のオリンピックのメダルを見たことがありますか?
パリ造幣局博物館では、「D’or, d’argent, de bronze. Une histoire de la médaille olympique(オリンピックのメダルの歴史)」と題した展示会が開催中。古代から現代までのオリンピックのメダルの歴史を紹介しています。
2024年パリオリンピック・パラリンピックのメダルもここ、パリ造幣局で作成されたんです!今夏はどのようなデザインのメダルが見られるのでしょうか。
展示会は子どもも楽しめるようになっており、子連れの方にもおすすめのスポットです。
Informations
会期 | 2024年3月27日 − 2024年9月22日 |
会場 | パリ造幣局博物館 |
住所 | 11 Quai de Conti, 75006 Paris |
開館時間 | 11:00-18:00 火-21:00 |
定休日 | 月曜日 |
料金 | 大人12€ 26歳以下無料 |
アクセシビリティ | 身体の不自由な方もアクセス可能 ・赤ちゃんのオムツ替え台あり |
公式サイト | https://www.monnaiedeparis.fr/en/ |
3.Bercy Village/ベルシーヴィラージュ
かつてのワイン倉庫を再利用したショッピングモール、ベルシーヴィラージュでは入場無料の写真展が開催。
航空写真を専門とするプロの写真家Édouard Salmonの「Le sport vu du ciel(空から見たスポーツ)」約30枚の写真が展示されています。
フットボールの試合、バスケットボールのコート、サーフィン、テニスの試合など私たちは新たな角度からスポーツを見ることができます。
パリ観光、ショッピングのついでに無料のアートを楽しんでみませんか?
Informations
会期 | 2024年4月18日 − 2024年9月15日 |
会場 | ベルシーヴィラージュ |
住所 | 28 Rue François Truffaut, 75012 Paris |
開館時間 | 10:00-02:00 |
定休日 | なし ※不定休あり |
料金 | 無料 |
アクセシビリティ | 身体の不自由な方もアクセス可能 |
公式サイト | https://www.bercyvillage.com/ |
4.Palais de la Porte Dorée/ポルト・ドレ宮
「Olympisme, une histoire du monde(オリンピック、世界の歴史)」と題された展示会がポルト・ドレ宮で開催中。
1896年のアテネ大会から2024年のパリ大会までの130年に渡るオリンピックの歴史を年代順にたどり、主要な歴史的、社会的、文化的出来事を振り返る素晴らしい機会。
現代世界を形作ってきた危機、闘争、そして大規模な戦いを通してオリンピックの物語を描いています。
約600点の作品、文書、映画、写真などが展示され、アスリートの定義、環境、オリンピックの将来について考えることができる機会です。
Informations
会期 | 2024年4月26日 − 2024年9月8日 |
会場 | ポルト・ドレ宮 |
住所 | 293 Av. Daumesnil, 75012 Paris |
開館時間 | 10:00-17:30 土日-19:00 |
定休日 | 月曜日 |
料金 | 大人10€ 26歳未満無料 |
アクセシビリティ | 身体の不自由な方もアクセス可能 |
公式サイト | https://www.palais-portedoree.fr/en |
5.Musée du Louvre/ルーヴル美術館
この4年に1度の特別な機会に、ルーヴル美術館でオリンピックの起源と歴史を発見しにいきませんか?
「L’Olympisme(オリンピズム展)」では近代オリンピックのために制作されたトロフィーや記念品、切手、ポスター、ポストカードなどが展示されています。スポーツの名の下に、文献学、歴史学、美術史、考古学の各分野がどのように連携してこの世界的なスポーツイベントを作り上げたかを示すものとなります。
詳細はこちらをご覧ください↓
Informations
会期 | 2024年4月24日 − 2024年9月16日 |
会場 | ルーヴル美術館 |
住所 | Musée du Louvre,75001 Paris |
開館時間 | 09:00-18:00 金-21:45 |
定休日 | 火曜日 |
料金 | 22€ (18歳未満 無料) |
アクセシビリティ | 身体の不自由な方もアクセス可能 (障がいをお持ちの方とその同伴者は入場無料) |
公式サイト | https://www.louvre.fr/ |
6.Musée Marmottan Monet/マルモッタン・モネ美術館
印象派好きの方にもおすすめの展示会。
パリオリンピック・パラリンピックに合わせてマルモッタン・モネ美術館では「En jeu ! Les artistes et le sport (1870-1930)」と題した展示会が開催。
ヨーロッパ、アメリカ、日本の公的および個人のコレクション160点を超える絵画、彫刻、彫刻、ポスター、素描、写真が展示されています。
印象派からキュビズムに至るまで、どのようにしてスポーツ、アスリートが主題となったのかを紹介。モネ、ドガ、カイユボット、トゥールーズ=ロートレックなどの芸術家がスポーツをどのように見ていたのかを作品を通して感じることができます。
Informations
会期 | 2024年4月4日 − 2024年9月1日 |
会場 | マルモッタン・モネ美術館 |
住所 | 2 Rue Louis Boilly, 75016 Paris |
開館時間 | 10:00-18:00 木-21:00 |
定休日 | 月曜日 |
料金 | 大人14€ 7歳以下無料 |
アクセシビリティ | 身体の不自由な方もアクセス可能 (障がいをお持ちの方は入場無料) |
公式サイト | https://www.marmottan.fr/en/ |
7.Petit Palais/プティ・パレ
入場無料の展示会!
「Le Corps en mouvement(動く身体)」と題されたこの展示会では、古代から20世紀初頭までのプティ・パレ所蔵の常設展示作品の中から厳選された50点の作品が展示。
その中にはこの機会のために特別に保管庫から取り出された作品も。
子ども向けの展示もあるのでお子さんと一緒に楽しめます。無料なので観光の節約にも◎
他にも無料の美術館に興味がある方は「パリの無料美術館10選」をご覧ください↓
Informations
会期 | 2024年5月15日 − 2024年11月17日 |
会場 | プティ・パレ |
住所 | Av. Winston Churchill, 75008 Paris |
開館時間 | 10:00-18:00 金土-20:00 |
定休日 | 月曜日 |
料金 | 無料 |
アクセシビリティ | 身体の不自由な方もアクセス可能 |
公式サイト | https://www.petitpalais.paris.fr/ |
8.SPOT24/スポット24
2024年パリオリンピック・パラリンピック期間中に観光客を歓迎するため、パリの観光局はエッフェル塔のすぐ隣に、展示、カフェ、観光案内所を組み合わせたスポット24をオープンしました。
12月31日まで、オリンピックの最新6種目(スケートボード、スポーツクライミング、BMXフリースタイル、サーフィン、3X3バスケットボール、ブレイキン)に焦点を当てた展示をご覧いただけます。
Informations
会期 | 2024年4月3日 − 2024年12月31日 |
会場 | SPOT24 |
住所 | 101 Quai Jacques Chirac, 75015 Paris |
開館時間 | 09:30-18:45 |
定休日 | なし |
料金 | 大人10€ 10歳以下無料 |
アクセシビリティ | 身体の不自由な方もアクセス可能 (障がいをお持ちの方とその同伴者は入場無料) |
公式サイト | https://parisjetaime.com/spot24 |
9.Musée de La Poste/郵便博物館
42.195 km、この数字はマラソンスポーツイベントのランナーが走らなければならない距離。
2024年パリオリンピック・パラリンピックを記念して、郵便博物館では「マラソン、メッセンジャーのレース」展を開催。
その主題は、1896年にアテネで開催された最初の近代オリンピック、ミシェル・ブレアルによって考案されたスポーツイベントであるマラソン。
展示作品には、映画の抜粋、ポスター、新聞、スポーツ・オブジェ、コミックなど160点もの作品が。
マラトンの戦いでギリシャの勝利をアテネ人に告げたフィリピデスと郵便配達員の間にはどんなつながりがあるのでしょうか?
スポーツランナーと郵便配達員の類似点を描きながら、レースのさまざまな側面とそれが伝えるメッセージを探ります。
Informations
会期 | 2024年5月15日 − 2024年9月15日 |
会場 | 郵便博物館 |
住所 | 34 Bd de Vaugirard, 75015 Paris |
開館時間 | 11:00-18:00 |
定休日 | 火曜日 |
料金 | 大人9€ 26歳以下無料 |
アクセシビリティ | 身体の不自由な方もアクセス可能 (障がいをお持ちの方は入場無料) |
公式サイト | https://www.museedelaposte.fr/fr |
10.Maison de la culture du Japon à Paris/パリ日本文化会館
2020年の東京大会から、2024年パリ大会へ。
パリ日本文化会館では「丹下健三 – 隈研吾 東京大会の建築家たち」と題した、無料の展示会が開催中。
丹下健三氏と隈研吾氏は、1964年と2020年の東京オリンピック (2021年に延期) のために建設されたスポーツインフラ、国立代々木競技場と国立競技場の生みの親。
パリにいながら、2人の偉大な建築家のキャリアにおける業績、今日の日本の建築に与えた影響、彼らの魅力を再発見する素晴らしい機会です。
Informations
会期 | 2024年5月2日 − 2024年6月29日 |
会場 | パリ日本文化会館 |
住所 | 101 bis Quai Jacques Chirac, 75015 Paris |
開館時間 | 11:00-19:00 |
定休日 | 日 月 |
料金 | 無料 |
アクセシビリティ | 身体の不自由な方もアクセス可能 |
公式サイト | https://www.mcjp.fr/ja |