オリンピック

「オリンピズム展」

オリンピックの起源と歴史を発見

2024年にパリで開催されるオリンピック・パラリンピックに向けて、ルーヴル美術館で「オリンピック」をテーマにした展示会が2024年4月24日〜9月16日まで開催されます。

パリの街中がどんどんオリンピックムードになってきました。

この4年に1度の特別な機会に、ルーヴル美術館でオリンピックの起源と歴史を発見しにいきませんか?

目次
・展示会について
・展示会をもっと楽しむための事前情報

オリンピズム 〜オリンピックのあるべき姿〜

「スポーツを通して心身を向上させ、さらには文化・国籍など様々な差異を超え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって理解し合うことで、平和でよりよい世界の実現に貢献する」

という、ピエール・ド・クーベルタンが提唱したオリンピックのあるべき姿(オリンピズム)は、各国が覇権を争う帝国主義の時代にあって、実に画期的なものでした。

クーベルタン
ピエール・ド・クーベルタン(1863‐1937)

この展示会は、2024年パリオリンピック・パラリンピックに伴う文化イベントプログラムの一環として、スポーツの名の下に、文献学、歴史学、美術史、考古学の各分野がどのように連携してこの世界的なスポーツイベントを作り上げたかを知ることを目的としています。

展示品には、1896年にアテネで開催された第1回オリンピックで、スピリドン・ルイスに授与されたマラソンの優勝者の初のオリンピックカップも観ることができます。

近代オリンピックのために制作されたトロフィーや記念品、切手、ポスター、ポストカードなど、オリンピックの起源と歴史を知れば、これらの展示品に驚くことでしょう。

Informations

会期2024年4月24日 − 2024年9月16日
会場ルーヴル美術館
住所Musée du Louvre,75001 Paris
開館時間09:00-18:00 金-21:45
定休日火曜日
料金22€ (18歳未満 無料)
アクセシビリティ身体の不自由な方もアクセス可能
(障がいをお持ちの方とその同伴者は入場無料)
公式サイトhttps://www.louvre.fr/

ここからは、展示会に訪れる前に知っていれば、さらに鑑賞が楽しめるオリンピックの歴史をおさらい♪

オリンピックの起源知ってる?

古代オリンピックは紀元前776年に古代ギリシアのエリス地方にあるオリンピアで始まったとされています。

当時はオリンピックという名称はなく、ギリシャ語で「オリンピア祭典競技」と呼ばれていたようです。

競技に参加出来るのはギリシャ人の血筋を持つ者に限られ、罪を犯した者は参加は不可能。ゼウス神に捧げる神聖な大会の為、ゼウスが男神であることから、なんと女性は立ち入りが禁じられていたそう。

4年ごとに開催され、優勝者にはオリーブの冠が授けられました。

なぜ4年に1度?

争いが絶えなかった古代ギリシャで、休戦を促すために4 年に1度、競技大会を開いたのが古代オリンピックの始まりです。

当時の4年を一周期とする古代ギリシャの暦にならって、現在も4 年に1度開催されます。

古代オリンピックの終焉

長い間続いたオリンピックでしたが、紀元前146年にギリシャがローマに征服されると、ギリシャ人以外の人々も競技に参加するようになり、またキリスト教が国教のローマはオリンピア信仰を禁止します。

こうして宗教行事として成立しなくなった古代オリンピックは、393年に行われた第293回が最後の大会となったのです。


近代オリンピックの誕生

近代オリンピック
前列左端に座っているのがクーベルタン

1894年6月、パリでスポーツ競技者連合の会議が開催されます。

フランス人、ピエール・ド・クーベルタンの提唱に世界の国々が賛同し、古代オリンピックの終焉から1500年の時を経て、近代オリンピック競技大会が誕生しました。クーベルタンについて、展示会で大きく取り上げています。

この会議で、古代の伝統に従って大会は4年ごとに開催すること、大会は世界各国の大都市での持ち回り開催とすること、大会開催に関する最高の権威を持つ国際オリンピック委員会(IOC)を設立すること等、近代オリンピックの基礎となる事柄が決定されます。

今では定員115名で構成されているIOC委員ですが、そこで決定したIOCの委員は、わずか16名だったそうです。

五輪のマーク

オリンピックのシンボルとして知られる五輪のマークも、ピエール・ド・クーベルタンが考案したものです。

青、黄、黒、緑、赤の色は、地色の白を加えると、世界の国旗のほとんどを描くことができるという理由で選んだ、と、彼自身が書き残しています。

五輪

第1回 アテネ大会 (1896年)

近代オリンピック競技大会の第一歩となる記念すべき大会は、古代オリンピックの故郷・ギリシャのアテネで開催。

第1回大会の出場選手は男子のみ。

第1回の近代オリンピックは、古代オリンピックと同じように女子禁制の大会だったのです。スピリドン・ルイスに授与されたマラソンの優勝者の初のオリンピックカップが展示されているのでお見逃しなく!

ちなみに、日本がオリンピックに初参加したのは1912年、第5回ストックホルム大会でした。

第33回 パリ大会 (2024年)

パリ市庁舎

この最初の大会から 130年が経った 2024年は、2 回目のパリ開催となった 1924年のオリンピック大会から100周年を迎える記念の年でもあります。

ルーヴル美術館でオリンピックの起源と歴史を知って、2024年のパリオリンピックを一緒に祝いましょう!


ほかの記事を読みませんか?

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール