Van Gogh à Auvers-sur-Oise
Les derniers mois
【ゴッホ展】
2023年10月3日 − 2024年2月4日
OVERVIEW – 概要
オルセー美術館はフィンセント・ファン・ゴッホ生誕170周年にあたり、ゴッホがオーヴェル・シュル・オワーズで過ごした人生最後の70日間の作品に焦点を当てた展示会を開催している。
ゴッホがパリの北西30キロほどの田園地帯にある村、オーヴェルにやってきたのは1890年5月20日のこと。
精神科医で芸術愛好家でもあったガシェ医師を頼り、治療を受けるためであった。しかし、自殺未遂の末、7月29日にそこで亡くなってしまう。
70日間ゴッホは自信と不安を交互に繰り返しながら、必死に絵を描き、74点の絵画と33点の素描を生み出した。
アムステルダムのゴッホ美術館と共同で企画され、約 40 点の絵画と 20 点の素描で構成され、オーヴェルの村や周囲の田園地帯を描いた絵画、肖像画、静物画、テーマ別のアプローチを通じてこの時代に光を当てている。
HIGHLIGHTS – 見どころ
本展は、ゴッホ最後の70日間の作品に焦点を当てた初めての展示会となる。
ゴッホが死の直前に夢中になって取り組んだダブルスクエアの風景画12点のうち11点が初めて同じ展示室に並んでいる。
フランス初公開となる、ゴッホ最後の作品「木の根と幹」や、自殺を図る数週間前に描かれた不吉な印象の名画「カラスのいる麦畑」の傑作も展示されている。
「荒れ模様の空の麦畑」ファン・ゴッホ美術館（オランダ）
「カラスのいる麦畑」ファン・ゴッホ美術館（オランダ）
「2人の人物のいる下生え」シンシナティ美術館（アメリカ）
「木の根と幹」ファン・ゴッホ美術館（オランダ）
これら横長（50cm✕1m）の風景画が並ぶ様子は圧巻だ。
WORKS – 主な展示作品
「アドリーヌ・ラヴーの肖像」個人コレクション
「ひなげし畑」デン・ハーグ美術館
ゴッホのデッサン帳
「オーヴェルの庭」個人コレクション
Informations
| 会期 | 2023年10月3日 − 2024年2月4日 |
| 会場 | オルセー美術館 |
| 住所 | Esplanade Valéry Giscard d’Estaing 75007 Paris |
| 開館時間 | 火-日 9:30-18:00（木-21:45） |
| 休館日 | 月曜日、5/1、12/25 |
| 料金 | 16€ |
| 公式サイト | https://www.musee-orsay.fr/fr |
