Fondation Louis Vuitton
パリ観光で人気の秘密とは
2014年、パリ16区のブローニュの森に出現したひと際目を引くモダンなデザインの建築。
LVMHグループCEOのベルナール・アルノーから依頼を受け、世界的に著名な建築家フランク・ゲーリー設計により誕生しました。
都会、自然、建築、現代アートが一体となったFondation Louis Vuittonの魅力についてご紹介いたします。
À l’image du monde qui change en permanence, nous voulions concevoir un bâtiment qui évolue en fonction de l’heure et de la lumière, afin de créer une impression d’éphémère et de changement continuel.
絶えず変わりゆく世界のように、その日の時間や光の加減で表情をかえる建物を構想したいと考えました。時は一瞬たりとも同じではない、そのはかなさを感じてもらえるように。“
美術館にはどうやって行く?
Fondation Louis Vuittonへは、パリ中心部から少し距離がありますが、地下鉄で簡単にアクセスできます。
(最寄り駅からは10分ほど歩きます。)また、Charles de Gaulle – Etoile駅(2番出口)よりシャトルバスも運営しています。
Informations
住所 | 8, Avenue du Mahatma Gandhi Bois de Boulogne, 75116 Paris |
営業時間 | 月木11:00 – 20:00、水−19:30、金−21:00 |
定休日 | 火曜日 ※不定休あり |
料金 | 16€(26歳以下の学生10€、18歳以下5€、3歳以下無料) |
アクセシビリティ | ・身体の不自由な方もアクセス可能 ・障がいをお持ちのと方とその同伴者は入場無料 |
公式サイト | https://www.fondationlouisvuitton.fr/en |
Fondation Louis Vuittonの魅力
建築と現代アートの融合
Fondation Louis Vuittonの魅力とは、現代アートの作品鑑賞に訪れたい方だけではなく、建築好きの方にも印象的な展示があること。
建物そのものに組み込まれた、オラファー・エリアソンや、カタリーナ・グロス、アドリアン・ビジャール・ロハスらの作品を建物の一部として楽しむことができます。
建物のデザイン
海が好きなゲーリー氏がヨットから発想を得て、海上で風に向かって進むヨットの帆をイメージして制作。
外観のガラスの膜がブローニュの森を反射し、緑の自然の海原に一隻の巨大な船が異様な存在感を放っています。
ガラス・コンクリート・鉄・木という多様なマテリアルで成り立っており、広大なガラス面が受ける雨水は、回収・貯蔵・濾過され、ガラス屋根や外壁の洗浄に再利用されています。
こうした仕組みも含めてデザインなのです。
360度見渡せるテラス
最上階には360度見渡すことのできるテラスが設けられ、ガラスのファサードの構造を間近で観察できるのが魅力的。
ブローニュの森の深い緑、エッフェル塔、ラ・デファンス地区の高層ビルなど、都会と自然の風景を一望することができます。
さまざまな展示会が開催されています
フランス内外の現代アート制作を支援し、常設展、特別展、音楽イベントをはじめとする多分野にまたがった数多くのイベントを通じて、現代美術を広めることをコンセプトとしています。
館内のギャラリーでは、収集家としても知られるアルノーのコレクションに加え、随時さまざまな展示会がなされています。
現在はアメリカの抽象表現主義の画家マーク・ロスコの特別展が開催中。薄く溶いた油絵具を、何層も塗り重ねた透明感のある作品が魅力で、生や死などを意識した作品を数多く生み出し、人々を魅了。
特別展ではロスコの全キャリアを辿ることができます。
パリ土産にも人気!ここでしか買えないミュージアムグッズ
ここでしか買えない「Fondation Louis Vuitton」のロゴの入ったオリジナルグッズはパリ土産としても人気の商品。
トートバッグやマグカップ、ポーチ、スマートフォンケース、傘、キーホルダーなど、バリエーション豊富なグッズが揃い、どれもシンプルなデザインで、お値段も手頃なのが魅力です。
星付きシェフの併設レストランで休憩も
地上階にはレストラン「Le Frank」が併設されています。ミシュランガイドで星を獲得しているシェフ、ジャン=ルイ・ノミコスがプロデュースしたレストラン。
多国籍料理が楽しめるとあってフランス人にも人気です。
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