パリ美術館カフェ6選
オルセー美術館から隠れ家的カフェまで
パリの美術館にはカフェが併設されている所が多く、緑あふれる庭園や、美術館内に併設されていたりとタイプがさまざま。
観光客で賑わってる街中のカフェとは違い、美術館カフェは静かで穏やかな時間を過ごせます。また、美術館によって雰囲気が異なるのも美術館カフェの楽しさでもあります。
この記事では、パリ観光の定番！オルセー美術館の併設カフェから、パリジェンヌも通う観光客にはあまり知られていないパリの隠れ家的カフェまで6選をご紹介。
あなたのお気に入りの美術館カフェはどこですか？
1.ルーヴル美術館(Café Marly)
ルーヴル美術館の中庭、ガラスのピラミッドが目の前に見えるエレガントでおしゃれな雰囲気のCafé Marly。
重厚感あるルーヴル美術館と同じ建物にあるため、店内の雰囲気も素敵です。店内からは美術館内を覗けちゃいます！
このカフェは美術館に入らなくても利用できるので、観光中の休憩や、ティータイムにもおすすめ。パリを存分に感じられます。
人気のカフェなので公式サイトよりご予約をお忘れなく！
Informations
| 住所 | 93 Rue de Rivoli, 75001 Paris |
| 営業時間 | 08:30 − 02:00 |
| 定休日 | 無し ※不定休あり |
| 公式サイト | https://cafe-marly.com/ |
2.ロマン主義博物館(Rose Bakery)
ロマン主義博物館の庭園には、緑に囲まれたカフェRose Bakeryが併設されています。ロンドン生まれのこのカフェは、キッシュやスコーン、ケーキが人気です。
初夏には薔薇が咲き誇り、花々を眺めながらティータイムが楽しめて、パリの隠れ家的スポットでもあります。風の流れとともに花の香りが感じられます。
カフェも美術館(特別展を除く)も無料で入場できますので、カフェの前後にロマン派の作品を発見してみてはいかがでしょうか。
観光客にはあまり知られていない美術館なので、ゆっくり作品を鑑賞したい人はぜひ！
Informations
| 住所 | 16 Rue Chaptal, 75009 Paris |
| 営業時間 | 10:15 − 17:15 |
| 定休日 | 月曜日 ※ほか不定休あり |
| 公式サイト | https://www.rosebakery.fr/ |
3.プティ・パレ
プティ・パレは1900年のパリ万博の際に建設された建物。豪華な装飾が施された華やかな美術館です。
回廊部分に併設されたカフェは、緑豊かな中庭を眺めながら、美しい建築と心地よい風を感じることができます。パリの喧騒さえも優しくきこえてきます。
特に朝一のカフェがおすすめ。まだ観光客で混雑していない美術館は、彫刻や絵画もまだ眠っているような、不思議な感覚を味わえます。
カフェは美術館内にありますが、無料で美術館(特別展を除く)、カフェにアクセスできます。
Informations
| 住所 | 2 Av. Winston Churchill, 75008 Paris |
| 営業時間 | 10:00 − 18:00 |
| 定休日 | 月曜日 ※ほか不定休あり |
| 公式サイト | https://www.petitpalais.paris.fr/en/petit-palais/cafe-restaurant |
4.ロダン美術館(L’Augustine)
ロダン美術館は、見事な庭園でも知られています。庭園のあちこちにもロダンの作品が据えられています。
庭園内にある併設カフェL’Augustineでは、軽食を楽しむことができ、私は1冊の本を持ち込んで何時間もそこでくつろいで過ごすのが至福の時間です。木漏れ日の下でお茶休憩、ぜひ天気のよい日に訪れてみてください。
ロダン美術館は身体が不自由な方もアクセスができ、赤ちゃんのおむつ替え台もあってファミリーに優しい環境です。
カフェへは美術館の入場券でアクセスできます。
Informations
| 住所 | 77 Rue de Varenne, 75007 Paris |
| 営業時間 | 10:00 − 17:30 |
| 定休日 | 月曜日 ※ほか不定休あり |
| 公式サイト | https://www.musee-rodin.fr/ |
5.ブールデル美術館(LE RHODIA)
ブールデル美術館にも併設カフェがあって、鑑賞後の一休みにおすすめです。ランチや簡単な軽食が楽しめます。
このカフェは、ブールデルの娘夫婦が住んでいた２階のアパートを改装して誕生しました。
パリ9区にある南米料理のレストランISANAが運営しており、オーガニックで旬の食材を使った風味豊かな料理が楽しめます。
なぜ南米料理かというと、ブールデルには南米出身の弟子が複数いたので、美術館と南米は縁があるのだそう。彼らの絆を呼び起こします。
静かな空間で、なにか考え事をしたい時におすすめのカフェです。美術館・カフェともに無料でアクセスできます。
ブールデル美術館について詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
Informations
| 住所 | 18 Rue Antoine Bourdelle, 75015 Paris |
| 営業時間 | 10:00 − 17:30 |
| 定休日 | 月曜日 ※ほか不定休あり |
| 公式サイト | https://lerhodia-bourdelle.fr/ |
6.オルセー美術館
印象派の宝庫として絶大な人気を誇るオルセー美術館内にはいくつか併設のカフェやレストランがあります。
美術鑑賞の余韻に浸りながら、素敵な空間で食事まで楽しめるので半日美術館で過ごせてしまいます。
Le restaurant du Musée d’Orsay
雰囲気と厳選されたフランス料理をお求めなら、かつてのオルセー駅舎の中心部にあるLe restaurant du Musée d’Orsayがおすすめです。
来賓用のダイニングとして使われていた場所なので、ゴージャスな内装が特徴的。
ダイニングルームは歴史的建造物として指定されており、天井にはガブリエル・フェリエールとバンジャマン・コンスタンによるフレスコ画、シャンデリア、金箔の装飾で装飾され、ヨーロッパの王室の雰囲気を感じられます。
お子様向けのメニューもあり、この豪華な雰囲気を家族で楽しめるのは魅力の1つでもあります。
人気のレストランなので、開店と同時に行くのがおすすめです。美術館の入場券でアクセスできます。
Informations
| 住所 | 1 Rue de la Légion d’Honneur, 75007 Paris |
| 営業時間 | 11:45 − 17:30 (木11:45 − 14:30,19:00 − 21:30) |
| 定休日 | 月曜日 ※ほか不定休あり |
| 公式サイト | https://musiam-paris.com/fr/restaurants/le-restaurant/ |
Café Campana
軽食を楽しみたい場合は、大きな時計台の裏側にある、Café Campanaがおすすめです。
ブラジルの現代アーティストのカンパーナ兄弟によるアール・ヌーヴォー調のインテリアが楽しめ、幻想的な空間になっています。上記のLe restaurant du Musée d’Orsayよりも比較的待ち時間は少なく入れます。
賑やかな雰囲気なので、食事をしながら会話も弾みます。こちらのカフェもお子様向けのメニューが充実しているので子連れにはありがたいです。
カフェへは美術館の入場券でアクセスできますよ。
オルセー美術館について詳しく知りたい方はこちらの記事を合わせてどうぞ。
Informations
| 住所 | 1 Rue de la Légion d’Honneur, 75007 Paris |
| 営業時間 | 10:00 − 16:45 (木‐20:45) |
| 定休日 | 月曜日 ※ほか不定休あり |
| 公式サイト | https://musiam-paris.com/fr/restaurants/cafe-campana/ |
