父の日を祝う
アート作品5選
今週の日曜日、6月16日は父の日です。
芸術の歴史を通じて、芸術家は親密で愛情深い、また歴史的、宗教的な表現を通じて、父親、親としての自分の役割、そして父親自身の姿を讃えてきました。
この記事では、父の日を祝うために、父のテーマで描かれた絵画 5選をご紹介します。
みなさんが幸せな父の日を過ごせますように♪
First Steps, after Millet‐歩き始め
1890年にゴッホによって描かれたこの絵画には、母親が付き添いながら、最初の一歩を踏み出そうとしている幼い娘に向かって腕を広げている農家の父親の姿が描かれています。
1887年から 1890年にかけて、ゴッホは精神病院に監禁されていたため、屋外で絵を描くことができず、他の芸術家の作品を模倣することがよくありました。
この絵はその 1 つで、1858 年にジャン=フランソワ・ミレーがチョークとパステルで描いた作品の複製です。
ゴッホの特徴的なスタイルと柔らかな色調で描かれたこの絵画は、メトロポリタン美術館に所蔵されています。
お父さんは何があっても無我に自分の子どもを抱きしめる、そんなイメージが伝わってきます。
Brita and me‐ブリタと私
スウェーデンの芸術家カール・ラーションは、不幸な子供時代を過ごし、父親との対立に悩まされ、かつて父親から「君が生まれた日を呪う」とまで言われました。
フランスで絵画を何年も勉強した後、ラーションは 1888 年に妻と 8 人の子供を含む家族とスウェーデンに戻ります。
彼の作品には、家族愛の甘い瞬間がよく描かれており、ラーションは子供の頃に切実にそれを必要としていた…
この水彩画の自画像は、1895 年に 2 歳の娘ブリタと一緒に描かれ、現在ストックホルムの国立美術館に所蔵されています。
Portrait of Alexander J. Cassatt and His Son, Robert Kelso Cassatt‐アレクサンダーとその息子の肖像
The Artist’s Father, Reading “L’Événement,”‐セザンヌの父「L’Événement」を読む
この絵画はポール・セザンヌが描く、読書する父親の姿。
彼の父親は裕福な銀行家で、彼はセザンヌが弁護士になることを望んでいましたが、セザンヌは画家になることを決意。
父親は失望しながらも、セザンヌが絵に集中できるよう常に支えてくれました。
1866年、この作品はポール・セザンヌにとって初めてパリのサロンで受け入れられた最初の作品でもあります。
現在は国立美術館に所蔵されています。
The Facts of Life‐人生の事実
この絵画は、父と息子のやりとりを鮮やかに捉えたアメリカの画家、ノーマン・ロックウェルの作品。
タイトルの『The Facts of Life』は父の教え、人生の知恵を教えています。
息子の退屈そうな表情は、可愛くて無邪気で、子どもの頃の経験を思い出すのに役立ちそうです。
何を教えているんでしょうか?
お父さんとの関係は人それぞれ違います。あなたの心の中の « パパ »はどんな感じですか?
父の日、世界中のお父さん、いつもありがとう!