モンパルナスの喧騒から離れ、パリ15区にひっそりと佇むブールデル美術館。

彫刻家アントワーヌ・ブールデルのかつての邸宅・工房内にあるこの美術館は、散策にぴったりの美しい庭園を備えた小さな楽園です。500点を超える石膏、大理石、ブロンズ像が展示されています。

この美術館の隅々にブールデルのエッセンスが染み込んでおり、訪問者は彼の素晴らしい彫刻だけでなく、それらを作成した芸術家の魂を発見することができます。

1980年に開館したこの野外彫刻美術館は、5 区のティノ・ロシ庭園にあり、シュリー橋(Pont de Sully)とオステルリッツ橋(Pont d’Austerlitz)の間のサン ベルナール通りに位置しています。

セーヌ川沿いを散歩しながら、セザール、ブランクーシ、ニコラ シェファー、ジリオリなどの著名人の彫刻30点がそこかしこで見つかります。

昼夜を問わず24時間自由にアクセスでき、ベンチに座ってパリの静けさを楽しんだり、踊ったり、友人とお酒を飲んだり、スポーツをしたりするパリジャンの生活も感じることができます。

天気の良い日におすすめです。

リュクサンブール公園近くにある、ロシア帝国（現ベラルーシ）出身の彫刻家オシップ・ザッキンの美術館。

ザッキンが1928年から生涯、妻で画家のヴァランティーヌ・フラックスとともにアトリエ兼住宅として過ごした場所であり、木像24点、石像32点、ブロンズ像6点を含むコレクション約70点が室内と緑豊かな庭に展示されています。

没後、膨大な作品と一緒にパリ市に遺贈され、1982年に美術館として公開されるようになりました。

パリの中でも彫刻ファン以外にはあまり知られてないため、ゆっくりと鑑賞が楽しめます。

パリ8区、シャンゼリゼ通りからすぐ側にあるプティ・パレ美術館。

5,000m²の広大な敷地に19〜20世紀初期のフランス美術や絵画、彫刻、オブジェなどを展示。

広い館内なので鑑賞の合間に休憩したい時は、中庭に面した回廊部分を利用した併設カフェもおすすめです。

美しい建築と心地よい風を感じながらパリの喧騒さえも優しくきこえてきます。

パリの東にあるペール ラシェーズ墓地は、世界で最も興味深く美しい墓地の 1 つです。

美術館ではありませんが、実はここには「触れると幸運になれる」興味深い彫像があるんです。

実際、ここはフランスや海外で最も著名な人々の墓があることで知られている有名な観光地で、年間推定350万人もの訪問者がいます。

多くの映画の撮影に使用されており、ロケ地巡りとしても人気の観光地です。（最近ではNetflixで人気となった、エミリーインパリスやLupinでも撮影に使われました）